犬がおもらしをしてしまうのは病気?
愛犬と過ごしていると、何の前触れもなく、
いきなりおもらしをしてしまうことがあります。
これはどうしてでしょうか?
飼い主からすると、
何かの病気なのではないかと心配してしまいますよね。
考えられる病気には、膀胱炎があります。
頻尿の症状があったり、オシッコをする時に痛そうにする場合は、
膀胱炎の可能性があるので、
動物病院で診てもらった方がいいと思います。
病気以外で犬がおもらしをする理由
しかし、病気でない場合でも、
犬はおもらしをすることがあるんですね。
理由は2つあります。
1つは怖い思いをした時です。
飼い主にこっぴどく叱られたり、
自分より強そうな犬に遭遇した時など、
恐ろしい思いをした時におもらしをすることがあります。
これは、自分が弱い立場であることをアピールしている意味があります。
お漏らしという屈辱的な行為によって、
「自分はバカで情けない生き物なんです。だからいじめないでね」
ということを伝えたいんですね。
もう1つは、嬉しい時に起こる、
いわゆる“うれション”です。
あまりピンとこない理由ですが、
ダメダメ犬であることをアピールして、
さらに飼い主に好かれようとしているんですね。
犬の立場からすると、
飼い主の愛情を得ようと思ってやっている行為なので、
おもらししたことを叱ってはいけません。
叱ってしまうと、
「いいことをしようとしたのになんで?」
となってしまうので注意しましょう。