犬の散歩のしつけ方 失敗しないコツは飼い主主導にあり!
犬を散歩させるにあたって、何か心がけていることはありますか?
「特に何もないよ。犬に任せてる」
という人は多いかもしれません。
でも、それは、あまり良くないことかも・・・
その理由をお伝えしていきますね。
犬のペースに任せていると・・・
犬を散歩に連れて行く際、リードを引っ張られることが多くないですか?
またそれを許していませんか?
犬のペースに任せて好き勝手させてしまうと、将来的に自分勝手でわがままなワンちゃんに育ってしまうかもしれません。
そうならないよう、飼い主側で制御してあげる必要があるんですね。
犬に引っ張られるようであれば、そこで立ち止まってみてください。
飼い主が立ち止まると犬は苦しくなるので、それ以上無理に行こうとしなくなります。
飼い主のところに戻ってきたら、そこで再度歩き始めましょう。
犬に「飼い主を無視して先に行くとつらいぞ」と思わせることが大切です。
「飼い主の横に並んで歩くのが心地好い」と思ってもらえればしめたもの。
リードは少したわませて余裕をもたせ、時々わざと立ち止まって、「飼い主がいるんだぞ」ということをワンちゃんに認識してもらうようにしましょう。
ポイントは、犬主導で散歩するのではなく、飼い主主導で散歩することです。
こうすることで、自分勝手でわがままな犬に育つのを防ぐことができるでしょう。
他の犬の匂いをかぐのにはワケがある?
散歩をしていると、他のワンちゃんと遭遇することもありますよね。
すると、他の犬のお尻の匂いをかぐという場面に遭遇することもあるのではないでしょうか。
人間側からすると
「何をやってるんだ?」
「恥ずかしいなあ」
と思ってしまいがちですが、犬にとっては挨拶のようなものなんですね。
犬の世界では、正面から相対するのは基本的にルール違反とされています。
まずはお尻の匂いをかいで挨拶するわけです。
犬のお尻の匂いは千差万別。
匂いをかぐことで、どんな犬なのか理解しようとしているんですね。
人間でいうところの名刺代わりです。
ただ、他の犬との交流に慣れていない場合は、怖がってこのような挨拶をしないこともあります。
人見知りならぬ犬見知りなのかもしれませんね。
挨拶をしないからといって、無理にさせるようなことは避けるようにしましょう。
社会性は小さい頃から身につけるとスムーズにいくので、なるべく子犬のうちから、他の犬との交流を増やすようにしたいですね。